出来ないことは一切ない!2Dサンドボックスの金字塔『Terraria』

サンドボックス型のゲームに、皆さんは何を求めるだろうか? 昨今のサンドボックスゲームのジャンルは多岐にわたる。サンドボックス型のゲームには、時として一番欲しい要素である”自由度”が不足しがちだ。しかし、多種多様な要素すべてが揃っていると、より満足感の高いゲーム体験になるだろう。そこで今回は「アクションゲーム版Minecraft」と呼ばれるほどに、自由度の高い『Terraria』を、Terraria大好きっ子の筆者が、初めての方にもわかりやすく紹介していこう。

高級ホテルからボロ小屋まで何でもござれ

サンドボックスを名乗るからには、様々な素材や活用用途が存在する。冒険に必要なものはもとよりプレイヤーの自分らしさを表現するものとして、建築要素も重要だ。2011年発売という年数が経っているにもかかわらず、アップデートを重ねて登場した建材は実に数百種類にも及ぶ。木の切れ端から高級ホテル風の大理石、果ては未来感あふれる宇宙船の壁材なんてものまである。使いきれないほど膨大な種類の量が用意されたアイテムがプレイヤーの趣味嗜好をがっちりとつかみ取り、頭の中の理想を平面に作り上げることを可能にしてくれる。

自由な発想でアクションを!?

例えばRPGやシミュレーションなどをやっているときに「こんな風にやりたいなぁ……」と思ったことはあるだろうか。幼少期の筆者は親戚の家で『Terraria』に出会い、やりたい事ができるこのソフトに感動し、滞在時間のほとんどをこのゲームに費やしてしまった。このゲームには膨大なかっこいい武器が存在し、剣を握って白熱した戦闘もできるし、なんと空だって飛べてしまう。魔法やユニコーンにまたがって駆け巡れる。とにかく自由なのだ。そういった装備を自由に組み合わせて敵を追い、倒し、走り回るというアクション性があり、また新たな装備やアイテムを作り出せる。まさに自由の体現。ドット絵で描かれる爽快なアクションは、プレイヤーをワクワクさせてやまないのだ。

さまざまな環境を冒険しよう!!

欲しい素材は環境によっても変化する。それら土地特有の素材を得るため、未知の環境を開拓していく冒険者的な思考は、何歳になってもワクワクするものだ。そういった未開の地を冒険する要素も取り入れられていて、雪山にジャングル、ダンジョンなどなど少年の冒険心をくすぐる環境が多数用意されている。そこでは素材だけではなく、お宝や新たな敵とも遭遇するだろう。また雪山では雪だるまや雪合戦なんてこともできちゃったりするし、ダンジョンでは強い敵もいるがそれに見合うお宝もゲットできちゃったりする。色々な場所へ行って、遊んで、冒険して……というプレイスタイルは、自由度の高いこのゲームならではなのだ。

遊び方が無限大な『Terraria』。アクションだけではなく建築一筋で楽しむもよし、ボス攻略に没頭するもよし、仲間とロールプレイに勤しんでもよしと、自分に合った楽しみ方ができるのが、サンドボックス『Terraria』の素晴らしい所だ!一度、道順に沿って遊んでみただけではこのゲームのすべての良さは理解できないかも知れない。だが、色んな要素に手を出していっては、結果的に何十時間、いや何百時間も遊んでしまうほどに新しい発見の数々が待っている。そしてそれだけ、中毒性も高くなっている。Steamではセールされる事も多く、タイミングが良ければかなり安価で手に入る。値段以上にとても長い時間没頭して遊ぶことができるので、毎日スルメのように続けられるお得ゲーなのだ。

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Terraria

タイトル: Terraria
ジャンル: アクション, アドベンチャー, インディー, RPG
開発元: Re-Logic
パブリッシャー: Re-Logic
リリース日: 2011年5月17日