ため息が出るほど美しい『DEEMO -Reborn-』の世界へようこそ!

その美しくも幻想的な雰囲気から人気を博したスマホゲーム『DEEMO』が、『DEEMO -Reborn-』として新世界を切り拓いた。既存の音楽ゲームはというと「曲を選ぶ → 譜面をこなす → 採点する」の無限ループなのだが、『DEEMO -Reborn-』は美しくもどこか物憂げな雰囲気を魅せつける。思わず、ため息をこぼすほどだ。今回は『DEEMO -Reborn-』の世界を覗いてみよう。

記憶を失った迷子の少女と、謎多き「Deemo」との「ピアノ」を通じた交流

ストーリーは単純明快だ。城の中でひとりピアノを弾き続ける黒い影「Deemo」のもとに、記憶喪失の少女が空から舞い降りてくる。ある日ふたりは、ピアノの音を聴くと成長する「木の芽」を見つける。「木」が成長すれば、高くて届かない窓から元いた場所へ少女は帰れるかもしれない。そこで「Deemo」はピアノを奏でる。少女を家へと帰すために。そこから、ピアノを通じたふたりの交流が始まる。

城に潜んだ「秘密」を解いて、新しい「楽譜」をみつけよう

「木」は新しい曲を聴くと成長が早くなる。そこで少女は、お城の謎を解いて新しい「楽譜」を見つける探索をする。城の中にはパズルめいた「秘密」がたくさんある。その「秘密」を解くと、新しい「楽譜」が見つかる。その曲を奏でると「木」が成長する。まるでダンジョンの謎を解いて進むアドベンチャーゲームだ。『DEEMO -Reborn-』はパズル要素とアクション要素も兼ね備えたリズムゲームなのだ。

「ピアノ」で「楽譜」をたくさん弾いて「木」をどんどん育てよう

「楽譜」に描かれている曲のジャンルは様々だ。エレクトロニカを主体としつつ、ジャズやロック、ユーロ要素のあるハード系まで用意されているが、どれも「ピアノ」をフィーチャーした音楽だ。遊び方も、落ちてくるノーツを曲に合わせてキーを押すという単純なもの。だがプレイ感は実際にピアノを演奏している感覚と限りなく近いことに驚く。プレイヤーは「ピアノ」パートの譜面を弾いて、「ピアノ」のようなリズムゲームを楽しむ。そして「楽譜」の曲を奏でれば奏でるだけ「木」が大きくなり、物語は進んでいくのだ。

 

難易度の高い譜面を完璧にこなすことに注目が集まりやすいリズムゲームだが、『DEEMO -Reborn-』はストーリーとアドベンチャーの切り口からも楽しめる。またピアノの演奏感を崩さず、色々な種類の音楽を味わえるのは、他のリズムゲームにない魅力だ。譜面を淡々とこなすだけのリズムゲームに飽きた方、もしくは美しい雰囲気のあるゲームに触ってみたい方。『DEEMO -Reborn-』を覗いてみてはいかがだろうか。

 

 

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DEEMO -Reborn-

タイトル: DEEMO -Reborn-
ジャンル: アクション, アドベンチャー
開発元: Rayark International Limited
パブリッシャー: Rayark International Limited
リリース日: 2020年9月4日