粉砕! 玉砕! 大喝采‼ 破壊の限りを尽くす『Instruments of Destruction』

どこかの社長が「粉々にし、自分の勝ちだ」という意味を込めて放った言葉だが、まさにその通りのゲームだ。橋や塔、建物などを盛大に破壊するマシンを開発するサンドボックス型のゲームであり、細部まで粉々になるさまを表現されている建物は圧巻といっていいだろう。機械好きには打って付け! ストレスを発散したい人も、爽快感を味わいたい人にも是非プレイ推奨のゲームとなっているのだ。

ゲームはたったの3ステップ!

まずは”ステージ選択”。普通、チャレンジ、エキスパートとクリアするごとに解放される難易度設定がされていて、エキスパートには時間制限などの要素もある。各ステージにはミッションが存在し、達成することでステージクリアを意味するが、その他に製作要件やボーナスミッションが存在する。

次は”車両製作”だ。指定された金額(コスト)内で破壊するマシンを作るが、基本的な形はなく、車両のように動けば大抵問題は無い。思うがままにドリルやノコギリ、鉄球などを好きに使うといいだろう。

そして最後はいよいよ”破壊(ゲーム)”開始! 最初に提示されたミッションを達成するために目標の建物に向かって。制作したマシンで存分に破壊の限りを尽くそう。ただし、もしもボーナスミッションを達成したいのなら場合によっては車両製作からやり直すこともある。なぜならそのミッションは「神殿の破壊率を10%以内に収める」などというものだからだ。車両製作で大きく小回りの効かない車両を作ってしまえば、ボーナスミッション達成に必要な神殿をも破壊しつくしてしまうだろう。しかし、小回りが利き、小さいものを作ろうとすると、破壊力が足りず破壊できない場合も出てくる。トライ&エラーを繰り返してボーナスミッションもクリアできるちょうどいい車両製作を心掛けるのだ。

組み上げるたびに楽しくなる!

自分が作ったマシンが建物を壊すのを見るたびに「ヒャッハー! やったぜ!」とすっきり爽快だ。そして目的をもって大砲から、ドリルから、突進から……などとリトライ前提で車両製作を行う人もいるだろう。その中で建物の弱いところを探ったり、試行錯誤を重ねたりしつつ、建物の弱点を見つけた時「ここか? ここがええのか?」みたいな反応になるとあなたも立派な破壊者だ。地味かもしれないが実はこれが一番楽しかったりする。車両がバランスを崩し、重量に耐え切れず、動かなくなることは日常茶飯事。このゲームに置いての車両としての大事な点は「しっかりと動くか」「どのように崩すのか」そして「爽快的か」この三つに尽きるだろう。基本的にはタイヤを使って車や戦車のように走らせる車両もあるが、バッタのように飛び跳ねて移動する車両も作れたりする。壊し方も大砲やドリル、突進の他にもレーザーのようなものがあり、上から順々に壊していくのか、下を崩して一気に崩壊させるのかで自分なりの爽快感を得よう。自分のしたいように、自由に兵器を生み出せるのはもはやロマン‼

物理演算によるダイナミックで爽快な崩壊シミュレーション

ゲーム内の全ての物が物理演算されているので、右から左へ勢いよく建物を鉄球などで破壊しようとすると衝突と同時に一瞬にして壁などが砕け勢いに従って吹き飛んでいくたった一本の柱を壊すだけでも、重量に耐え切れず徐々に崩壊を始め、文字通り粉々になるまで建物は崩れる。建物が崩れまた崩れ、ドミノ倒しのように次々と壊れていく姿を見るとめちゃくちゃスッキリするだろう。建物それぞれの構造を理解し、核を突いて一撃で全てを壊すこともできれば、何も考えずに全てを破壊する事もできる。これこそが破壊ゲーの醍醐味だ。

プレイする度に使用できるパーツが解放され、マシンを強化して派手に壊せる。そのパターンはとても多くのバリエーションがあり、ずっと遊んでいられるゲームだ。爽快感があり、達成感もあり、悩めるリトライ性もありと、気分に合わせて遊び方も無限大だ。まだ早期アクセスの為、今後の更新で発展や新たなパーツが増える可能性もあり、今のうちに自分のオリジナルなマシンを作り、破壊を楽しもう!

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Instruments of Destruction

タイトル: Instruments of Destruction
ジャンル: アクション, カジュアル, インディー, シミュレーション, ストラテジー, 早期アクセス
開発元: Radiangames
パブリッシャー: Radiangames
リリース日: 2022年3月2日
早期アクセスリリース日: 2022年3月2日